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2009年01月20日に投稿された記事
収益を求めるだけの投資
こんばんは!カカ夫です。
正月に「集合住宅の建て替え問題」を特集している番組がありました。
昭和30年代に建設したRC造、いわゆる「団地」と呼ばれる集合住宅が築50年を迎え、老朽化に伴い住民の方々が建て替え問題に直面していました。
しかし不動産不況の影響で資金が不足していたり、建て替えに反対する住民との折り合いがつかなかったりと様々な問題があり、なかなか着工に取り組めないケースが多い様です。
特番の中で気になったのが、原宿にある集合住宅の話。
ここの住民の2/3は既に退去しており、それらの所有者は法人や個人投資家との事でした。
立地が一等地のため、建て替えによる資産価値UPを狙って所有しているそうです。
・・・実は私達も同じ様な戦略を考えた事があり、立地が良くて建ぺい率・容積率に余裕のある団地を中心に内覧していた時期があったのですが、特番で取り上げていたような諸問題がある事を知り、この考えは止めました。
資金に余裕のある投資家の方なら長期的に保有するのも良いとは思いますが、私達のような駆け出しレベルではリスクも大きく、手を出すものではなかったです。
特番を見ていて印象深かったのは、元々そこに住んでいる、自分の親と変わらない様な世代の方々が、ずっと暮らしてきた資産を守ろうと真剣に取り組んでいたところ。
それを見て、不動産投資を志す者としてはちょっと複雑な心境でした。
不動産投資家は、感情を入れずに物件に収益性があるかどうかを見極めていく部分が必要です。
しかしながら特番で紹介されていた様な〝収益を求めるだけの投資〟は、私が目指す不動産投資とはちょっと違うかな、と思いました。
私が目指したい不動産投資とは、所有した不動産を適正に提供する事で、入居者が快適に生活し、その対価として収益を得るといった様な、至ってスマートかつ正統的(?)なもの。
自分が不動産投資をする事によって、誰かが大きな不満を残す様では、本筋とはちょっと違うと思っています。
投資の世界から見たら甘い考えなのかもしれませんが、やはり不動産というのはそこで暮らす住民の記憶に残るものですし、大きく捉えるとその人の人生の1ページにもなるもの。
不動産投資の世界に入っていくにつれ、こういった原点を忘れがちになりますが、やはり収益を求めるだけの投資はせず、
・物件に関わる人達全てが満足する不動産投資を目指す
・物件を所有する事に対して責任をもつ
という点は根本的に忘れない様にしようと、番組を見て思いました。
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